日本製粉株式会社は、2014 年度まで「社会・環境報告書」
を発行していましたが、ステークホルダーの皆さまとのより 良いコミュニケーションを図るため、当社の CSR の取り 組みを体系立て、よりわかりやすくお伝えするために、昨年 度より「CSR 報告書」として発行しています。
創立120 年を迎えた 2016 年度は、商品やサービスを 通じて社会とともに歩み続けてきた歴史を特集として掲載 しています。
2016年度は昨年度と同様に、CSR 重要課題を中心に 掲載している冊子版と、関連情報などを掲載した Web 版を 併用し、あわせて「フルレポート」の形をとりながらも、新た に情報整理を行いました。
また、「CSR 報告書」がステークホルダーの皆さまとの より良いコミュニケーションツールとなるよう、来年度に向 けて引き続き検討を進めています。
編集方針
WEB 当社のCSR活動はホームページでも紹介しています。 http://www.nippn.co.jp/csr/
日本製粉株式会社および当社の製造部門を分社化した
ニップン冷食株式会社、オーマイ株式会社。
環境パフォーマンスデータについては、17ページに対象 組織の一覧を掲載しています。
経営の基盤、社会的側面および環境的側面
● GRI(Global Reporting Initiative)
「サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第4版」 ●環境省「環境報告ガイドライン(2012年版)」
●日本規格協会「ISO26000:社会的責任に関する手引」
対象組織
対象分野
参考にしたガイドライン
2016年10月(次回:2017年10月予定)
発行日
CONTENTS
1
2
7
8
5
3
目次・編集方針第三者所見 トップメッセージ
日本製粉について ● コーポレートガバナンス
● コンプライアンス/リスクマネジメント ● CSR 活動の目標・実績・評価
経営の基盤 ニップンのCSR
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●お客さまとのかかわり●お取引先さまとともに
●株主・投資家さまとともに
●従業員とともに
● 環境方針/環境目標と行動目標
●環境マネジメント ● 地球温暖化防止
●廃棄物の削減
●化学物質の適正管理/水資源保全
●生物多様性保全への対応
●マテリアルバランス
●環境会計
●地域社会とのコミュニケーション
社会と日本製粉
地球環境と日本製粉
地域社会と日本製粉
将来に関する
予測・予想・計画について
本報告書は、「日本製粉株式会社と その関係会社」(日本製粉グループ)の 過去と現在の事実だけでなく、将来に 関する予測・予想・計画なども記載して います。これらの予測・予想・計画は、 記述した時点で入手できた情報に基づい ているため、これらには不確実性が含ま れています。従って、将来の事業活動の 結果や将来に惹起する事象が、本報告 書に記載した予測・予想・計画とは異な る可能性があります。読者の皆さまには、 この点をご承知いただき、本報告書を お読みください。なお、日本製粉グループ および関係者は、予測・予想・計画と異 なる事象が発生した場合においても、なん ら責任を負うものではありません。日本製粉グループは、食を通じて、皆さまの健康と
明るい社会づくりに貢献してまいります。
トップメッセージ
代表取締役会長
澤田 浩
代表取締役社長
近藤 雅之
日本製粉は、「すべてのお客さまから信頼される企業
として、力強く成長しつづける」 とともに、「お客さま にご満足いただける競争力のある、もっとも優れた商品と サービスを提供し、社会に貢献しつづける」という使命の もと、食に関わる多くの事業を展開することで、皆さまの 健康と子どもたちの笑顔あふれる社会づくりに貢献して まいりました。
日本製粉は創立120 年を迎えました。振り返ると、 日本製粉グループは、1896年(明治29 年)から今日に 至るまで一貫して日本の食文化の歴史とともに歩んで きました。当社の前身の一つである北海道開拓使による 官営札幌製粉所が設立された 1873年( 明治6年)まで 遡ればさらに23年の年輪が上乗せとなります。その時 から今日までの間には、関東大震災 ・ 昭和金融恐慌 ・ 戦災に続き、戦後の混乱 ・ 高度成長 ・2回のオイルショッ ク・ バブル崩壊 ・ 阪神淡路と東日本の大震災 ・ リーマン ショックやデフレなどがあり、厳しく困難な環境の中で 事業を継続できたのは、各々の時代の経営者や社員た ちが、お客さまのニーズに向き合って変化に対応し、 新たな事業領域を拓いてきたからです。
2015 年 3 月期の連結業績は、売上高 3,116 億円、 営業利益110億円、経常利益126億円、親会社株主に 帰属する当期純利益82億円となり、増収増益で売上高と 純利益は過去最高を達成しました。その結果、年間配 当も創立120 周年記念配当 2 円を加えて14 円に増配 することができました。当社グループは、さらなる持続的
成長を続けていくために、①変化する事業環境への対 応を前面に、②ローコストオペレーションの推進、③事業 構造 ・ 事業ポートフォリオの再構築、④グループ全体最 適経営の推進、⑤CSR 経営の推進、の5項目に取り組み、 当社グループを新たな成長軌道に乗せることに注力して まいります。
この節目の時機にあたり、当社は 「千駄ヶ谷五丁目 北地区第一種市街地再開発事業」に伴い、本社所在地に 三菱地所(株)と共同でオフィスビル地上16階/地下2 階 を建設することに致しました。このうちの当社保有分に ついては、賃貸などの不動産事業を展開する計画であり、 完成後は事業投資の観点から見て安定的な収益が期待 できると想定しております。なお、新本社ビルにつき ましては、千代田区麹町に建設し、8月から業務を開始 しております。
ニップンのCSR
ニップンのCSR
ステークホルダーの皆さまにより高い価値を提供することを通じて、社会全体の持続的発展に貢献します。
社会・環境委員会 委員長:CSR担当役員
各 事 業 場
各 事 業 場
各 事 業 場
各 事 業 場
各 事 業 場
監査役 取締役会
社長
環境部会 CSR部会
当社グループはCSRを企業の重要な経営課題の一つであ ると認識し、具体的な経営方針やその施策の中にCSR活動 の推進を取り上げています。
当社グループは、ステークホルダーの皆さまからの信頼を 獲得するべく、「日本製粉(ニップン)の使命」と「わたくし たちの理念」を踏まえ、CSRの観点から当社のめざす姿を 示した「行動規範」とその具体的な指針として「行動指針」 を策定し、CSR活動への役員および従 業 員の積 極 的な取 り組みを推進します。
CSRの基本方針
当社は、CSR重要課題として「持続的成長をするための 企業活動」「高品質の商品・サービスの提供」「ステークホル ダーの信頼獲得」「職場環境づくり」「法令遵守および内部統 制」「環境保護への取り組み」「国際社会・地域社会への貢献」 の7つを特定しています。
これをもとに、CSR活動の中長期目標と年度目標を定め、 2015年度 CSR報告書から「CSR活動の目標・実績・評価」 を掲載しています。
ニップンの CSR 重要課題
日本製粉グループは、総合食品メーカーとして 「すべての お客さまから信頼される企業として、力強く成長しつづけ る」 とともに、「お客さまにご満足いただける競争力のある、 もっとも優れた商品とサービスを提供し、社会に貢献しつづ ける」ことを企業理念とする企業グループです。
事業を遂行する中で、当社の主要なステークホルダーで ある「お客さま」「お取引先さま」「株主・投資家さま」「従業員」 「地球環境」「地域社会」により高い価値を提供することを
通じて社会全体の持続的な発展に貢献していくこと、そして その活動を開示、説明しながらコミュニケーションを通じて 相互に理解を深めていくことが当社グループのCSRです。
日本製粉グループの CSR
当社は、優れた商品・サービスを提供するだけではなく、 商品の安全性確保や環境保護、人権擁護、適正な労働慣 行の実践など、さまざまなステークホルダーの皆さまに対 する 「企業の社会的責任(CSR)」を着実に果たすべく「社会・ 環境委員会」を組織しています。
「社会・環境委員会」は、「行動規範」「行動指針」改訂の 起案、 CSR活動計画の立案、「行動規範」「行動指針」への重 大な違反が発生した場合の対応などを役割としています。
CSRマネジメント体制
● 社会・環境委員会 CSRマネジメント体制
当社グループの事業は多くのステークホルダーとかかわり
ながら成り立っています。
持続的な成長を続けていくためには、ステークホルダーの皆 さまからの期待に応えていくことが不可欠であると考えます。 主要なステークホルダーを「お客さま」「お取引先さま」 「株主・ 投資家さま」「従業員」「地球環境」「地域社会」と捉え、 ステークホルダーの皆さまの信頼を得られるよう努めます。
ステークホルダーとのかかわり
企業倫理 法令遵守 内部統制
品質管理 適正な食品表示 顧客満足(CS)向上
サプライチェーン・ マネジメント
公正な取引
経済的パフォーマンス 情報開示 食育
社会貢献
お客さま
株主・投資家さま 地域社会
お取引先さま
(原料・商品仕入先)
労働安全衛生 雇用創出・雇用維持
従業員
環境マネジメントシステム 温室効果ガス排出抑制 廃棄物の抑制・資源循環 環境コミュニケーション
地球環境 持続的成長をするための企業活動 高品質の商品・サービスの提供
ステークホルダーの信頼獲得 職場環境づくり
法令遵守および内部統制 環境保護への取り組み 国際社会・地域社会への貢献
● ●
● ● ●
● ●
1 2
4 6 3
5 7 日本製粉グループは、社会に対して当社が果たすべき使命を示した「日本製粉(ニップン)の使命」、当社のあるべき姿を示した
「わたくしたちの理念」、CSRの観点から当社のめざす姿を示した「行動規範」、「行動規範」を実現するための遵守事項である 「行動指針」を定めています。当社グループは、これらを CSR活動の基本的な考えに据えています。
●当社グループの経営理念(日本製粉(ニップン)の使命 / わたくしたちの理念)を実践することは、すべてのステークホルダーからの 期待に応えて、企業としての社会的責任を果たすことに結びつきます。
●当社グループは、CSRを企業の重要な経営課題のひとつであると認識し、具体的な経営方針やその施策の中においてCSR活動の 推進を取り上げています。
●当社グループは、社会の一員として自らの主体的な取り組みによって、すべてのステークホルダーからの信頼を獲得し、企業の 持続的成長と企業価値の向上をめざしてまいります。
●当社グループの社員は、行動規範・行動指針・綱領が CSR 活動の指針であることを十分に理解して、積極的に CSR 活動を推進します。
日本製粉グループの経営理念と CSR 基本方針
日本製粉グループの CSR 基本方針
● わたくしたちは、わたくしたちの商品とサービスを通じて、 お客さまと感動をわかちあいます。
● わたくしたちは、現状に満足することなく、つねに改良、 改善、そして改革に挑戦し、新しい時代をきりひらきます。 ● わたくしたちは、一人ひとりの力が最大限発揮でき、成果が 正しく評価される環境を作り、その中で持っている力を だしきります。
● わたくしたちは、社会の良き一員として、正しい行動を とりつづけます。
● すべてのお客さまに安全で高品質な商品・サービスを提供しつ づけます。
● 常にお客さまの信頼を得られるように日々努力をつづけます。 ● 常にチャレンジ精神を持ち、成長しつづけます。
● 安全に働ける職場環境を確保すると共に、個々の従業員の人格、 個性を尊重します。
● 高い倫理意識を持ち、法令を遵守します。 ● 環境問題に真摯にとりくみます。
● 国際社会の一員として、国内外の地域発展に努めます。 日本製粉(ニップン)は、すべてのお客さまから信頼される企業として、力強く成長しつづけます。
すべてのお客さまに、ご満足いただけるように日々努力をし、関係するあらゆる分野で、競争力のある、 もっとも優れた商品とサービスを提供し、社会に貢献しつづけます。
わたくしたちの理念
日本製粉 (ニップン)の使命
わたくしたちの理念
行動規範
行動指針
日本製粉(ニップン)の使命
(評価基準 目標通りに達成:◎ 一部目標達成:○ 進捗したが目標未達成:△ 進捗なし:×)
項目 ISO26000中核主題 中長期目標 2015 年度の活動目標 2015 年度の活動実績 評価 2016 年度の活動目標
全 ス テ ー ク ホ ル ダ ー
社 会から信 頼 され続ける健全な 経営体制の 維持
組織統治 CSR 基本方針に沿った企業活動の推進 ● ● CSR部会3回、環境部会4回の開催2016年度のCSR目標とKPI(主要指標)の設定 ● ●CSR部会3回、環境部会4回の開催2016年度のCSR目標とKPI(主要指標)の設定 ◎ ● ●CSR 部会 3 回、環境部会 4 回の開催2017 年度のCSR目標とKPI( 主要指標 ) の設定
組織統治
公正な事業慣行 コーポレートガバナンスとコンプライアンス推進による企業価値の向上
● 公正で透明性の高い経営の推進継続 ● コーポレートガバナンスコードへの対応
●公正で透明性の高い経営の推進
●「コーポレートガバナンスに関する基本方針」の制定 ◎ ● 公正で透明性の高い経営の推進● 取締役会の実効性評価の実施
組織統治
BCP(事業継続計画)の充実による リスクマネジメントの徹底
● BCPを意識したリスク対策の強化
● 災害発生時に備えたオフィス設備の整備への取り組み ● 安否確認システムの登録推進と訓練の実施● 本社ビルのBCPに対応する設備を整備 ◎ ● BCPを意識したリスク対策の強化 中期経営計画又は単年度経営基盤強化方針による経営 ● 2015年度におけるCSR経営推進の継続 ● 2015年度経営基盤強化方針に於けるCSR経営の推進 ◎ ●2016 年度におけるCSR経営推進の継続
お 客 さ ま
安全で安心な 商品づくりに よる顧客満足 の追求
消費者課題
食の安全・安心に対する管理の徹底
● 安全査察の継続実施 ●安全査察を9 事業場(グループ会社含む)に対して実施 ◎ ●安全査察の継続実施
● 安全査察の中でフードディフェンス規定(見直し後)の定着を図る ●安全査察を通じてフードディフェンス規定の定着を図る ◎ ● 安全査察の中でフードディフェンス規定 ( 見直し後 ) の定着を図る ● ISO、FSSCの認証を維持継続
● HACCP、AIBの手法を生かした工場管理の推進
●ISO、 FSSC の認証を12 社(国内グループ会社含む)で維持継続
●全事業場で HACCP、 AIB の手法を生かした工場管理を推進 ◎
●ISO、 FSSC の認証を維持継続
●HACCP、 AIBの手法を生かした工場管理の推進
● 物流段階での品質管理徹底の継続 ●物流段階での品質管理を実施 ◎ ●物流段階での品質管理徹底の継続
お客さまニーズへの確実な対応に基づく、 CS(顧客満足)の向上
● CS検討会実施の継続 ● CS 検討会を毎月実施 ◎ ● CS 検討会実施の継続
● 新しい食品表示基準への対応継続 ●新しい食品表示基準への対応 ◎ ● 新しい食品表示基準に継続して対応
● お客さまの意見を取り入れた商品の改良を継続 ● 「オーマイ よくばりプレート」の新メニューの開発 ◎ ● お客さまの意見を取り入れた商品の改良を継続 ● HPや冊子・説明会などを通じたお客さまとのコミュニケーションの強化を継続
● 広告に関する自主基準遵守の継続 ● ● HP の 「お客様センター」 の情報を随時更新広告に関する自主基準の遵守 ◎ ● ● HPや冊子 ・ 説明会などを通じたお客さまとのコミュニケーションの強化を継続広告に関する自主基準遵守の継続 ● 消費者庁などの官公庁、ACAP(消費者関連専門家会議)や日本ヒーブ
協議会など消費者関連団体・業界団体と、消費者行政の情報収集や 当社のCSを高める施策策定のために定期的に意見・情報交換を継続
● 工場視察、ACAP・ 日本ヒーブ協議会 ・ 消費者庁等との研修 ・ 意見交換などを 50件以上実施。料理教室を全国で年間 695 回実施 ◎
● 消費者庁などの官公庁、 ACAP や日本ヒーブ協議会など消費者関連団体 ・ 業界 団体と、 消費者行政の情報収集や当社の CSを高める施策策定のために定期的 に意見 ・ 情報交換を継続
● 個人情報保護方針の徹底継続
● 保有する個人情報の開示・訂正・削除の申請への対応継続 ● 保有する個人情報の開示 ・ 訂正 ・ 削除の申請に対する対応の訓練を実施 ◎
● 個人情報保護方針の徹底継続
● 保有する個人情報の開示 ・ 訂正 ・ 削除の申請への対応継続
お 取 引 先 ︵ 仕 入 先 ︶ さ ま
公正な競争 と取引
公正な事業慣行 物流安全の徹底 ● 配送車両に関わる安全会議(ローリー会議)の開催継続 ● 配送車両に関わる安全会議を年間 9 回開催 ◎ ●配送車両に関わる安全会議の開催継続
人権 環境
公正な事業慣行 適正な調達活動の推進
● 購買基本方針の徹底、仕入先と委託先の評価・指導・選定の継続 ●●購買基本方針の遵守、仕入先と委託先の評価 ・ 指導 ・ 選定外注先 11 件に対し、評価判定および指導を実施 ◎ ●購買基本方針の徹底、仕入先と委託先の評価 ・ 指導 ・ 選定の継続
● CSRアンケートの実施継続 ●アンケートの内容を CSR 全般に改訂し主要お取引先さま 49 社に実施 ◎ ●CSRアンケートの実施継続
株 主 ・ 投 資 家 さ ま
株 主 ・ 投 資 家 さまとのコミュニ
ケーション強化 組織統治
適時 ・ 適切な情報開示 ● 「IR基本方針」と「IR活動指針」徹底の継続 ●●機関投資家向け決算説明会資料などの Webサイトへの掲出個人投資家からの資料請求への対応
●機関投資家との個別ミーテイング実施 ◎
● 「IR 基本方針」 と 「IR 活動指針」 の徹底
株主さま向け企画と実行 ● 株主優待、料理教室、展示会、アンケートなどの実施継続
●アンケートの実施、料理教室 4 回開催、「パンの花」レッスン2回、個人投資家向け 会社説明会6 回開催、機関投資家向け決算説明会2 回開催、株主優待情報誌 3 誌
掲載など ◎
●株主優待、料理教室、「パンの花」レッスン、展示会、アンケートなどの実施
従 業 員
人権の尊重と 働きやすい 職場づくり
人権 多様な人材の採用 ・ 育成 ・ 登用 ● ● 女性活躍推進の継続障がい者雇用の推進継続 ●異業種で組織する協議会の活動に参加 ○ ●●女性活躍推進の継続障がい者雇用の推進継続
労働慣行 ワークライフバランスの促進および従業員の健康保全の推進
● 就業効率向上運動の推進継続
● 次世代法第4期行動計画の推進継続
● 従業員の健康保全の推進継続
●労使による就業効率向上委員会を毎月開催
●育児と仕事の両立支援制度の周知
●メンタルヘルスの講習会を実施 ◎
●就業効率向上運動の推進継続
●次世代法第5期行動計画の推進
●従業員の健康保全の推進継続
地 球 環 境
人と環境の調和 をめざした企業 経営
環境
グループ全社(当社および国内外連結子会社)の CO2排出量を 2020 年度に 2005 年度比 3% 削減
● 省エネルギーの推進、CO2排出量の削減
● 物流におけるエネルギーの使用に係る原単位で前年度比1%減
●CO2排出量は基準年度に対し、0.9% 程度削減
●物流におけるエネルギーの使用に係る原単位は、前年度比 8.1%程度減
●エコシップマーク・GPN 輸送マークの継続 ○
●省エネルギーの推進、 CO2排出量の削減
●物流におけるエネルギーの使用に係る原単位で前年度比 1% 減
廃棄物等の再資源化率の向上、 グループ全社(当社およ び国内連結子会社)の再資源化率を 2015 年度に 99% 以上
● 廃棄物の再資源化率向上と排出量の抑制
● 適正に再資源化できる処理業者の選定、分別処理の徹底
●廃棄物等の再資源化率は 98.7%程度、 ゼロエミッション達成 19 事業場、 リサイ
クルループ継続 ◎
●廃棄物の再資源化率向上と排出量の抑制
●廃棄物等の再資源化率の新中期目標策定
●適正に再資源化できる処理業者の選定、分別処理の徹底
環境配慮商品の開発などを通した、環境保全に対する 積極的な活動の展開
● 環境配慮商品の開発、化学物質の安全管理の徹底、生物多様 性の保全、環境リスク低減、環境会計、環境教育、フロン排出抑 制法対応ほか
●環境配慮商品の開発、 環境監査実施、 生物多様性調査実施、 トキ保護活動に寄 付、 ニップン四季の森植樹、 PEFC 紙使用、 環境会計の集計、 PRTR 法対象
物質の適正管理ほか ◎
●環境配慮商品の開発、 化学物質の安全管理の徹底、 生物多様性の保全、 環境 リスク低減、 環境会計、 環境教育、 フロン排出抑制法対応ほか
地 域 社 会
地域および社会 とのコミュニケー ション強化
コミュニティへの 参画及びコミュニ ティの発展
積極的な情報開示による、CSR コミュニケーションの強化 ● 「CSR報告書2016」の製作および開示 ● ● 「CSR 報告書 2015」 の製作および開示「CSR 報告書 2016」 製作の準備 ◎ ● ● 「CSR 報告書 2016」 の製作および開示「CSR 報告書 2017」 製作の準備
地域コミュニティへの参画 ● 地域活性化活動への参画の継続 ● タイ赤十字・ヒマラヤ小学校などへ寄付、 工場見学の実施、 学校での料理教室の実施など ◎ ● 地域活性化活動への参画の継続
社会貢献活動 ● ユニセフ支援活動の推進継続 ● TAP PROJECT、 ラブウォークなどへの協賛 ◎ ●ユニセフ支援活動の推進継続
教育文化活動を通した社会 ・ 貢献活動 ● 爲末大学食育学部など食育推進活動、スポーツイベント協賛継続 ● 爲末大学食育学部、水泳連盟、マラソン大会協賛、日本・トルコ協会支援、訪問学習などの受け入れ、栄養改善普及会(食品と栄養のミニ移動教室、食物実技講習会) ◎ ● 爲末大学食育学部など食育推進活動、 スポーツイベント協賛継続
注) ●FSSC 22000は、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO 22000 と、それを発展させた ISO/TS 22002-1(または ISO/TS 22002-4)を 統合し、国際食品安全イニシアチブ(GFSI)が制定したベンチマーク承認規格。 ●HACCP は、原料の入荷から製造・出荷まで、すべての工程において危害を予測し、その危害を防止するための重要管理点(CCP)を特定して、その ポイントを継続的に監視・記録し、異常が認められたらすぐに対策をとる手法。
●AIB フードセーフティ(GMP)監査 ・ 指導システムは、 製品製造および管理のための食品安全環境を整えるために、AIB が確立したシステム。主に GMP(適正製造規範)について現場中心に点検する。潜在的な食品への危害を取り除くことを目的とする。
CSR活動の目標・実績・評価
ステークホルダーの皆さまに高い価値を提供し、社会全体の持続的な発展に貢献するために、右記の 7 つの CSR 重要課題を特定し、重点的に取り組みを行っています。
●持続的成長をするための企業活動 ● 高品質の商品・サービスの提供 ●ステークホルダーの信頼獲得 ●職場環境づくり ●法令遵守および内部統制 ●環境保護への取り組み ●国際社会・地域社会への貢献
CSR 部会が ISO26000の 中核主題フレームワークを 活用し、バリューチェーン各 段階の社会的課題を抽出
ニップンのCSR 重要課題
CSR重要課題の特定プロセス
当社では、次のプロセスで CSR 重要課題を
特定しました。 ● ●専門家の意見 アンケート結果(お客さま、お取引先さま、株主・投資家さま、従業員など) ●他社事例
社会との信頼関係を維持・向上させるため、
コンプライアンス活動、リスクマネジメントに取り組みます。
コンプライアンス/リスクマネジメント
経営の基盤
「 信 頼され評 価される企 業 」であり続けるために 、
公 正で効 率 的な企 業 活 動 に 努 めています。
コーポレートガバナンス
経営の基盤
日本製粉グループは、食品製造会社として「食の安全・安 心」の確保を第一とし、おいしさや機能性を追求した商品を お客さまに安定して提供することを通じて、社会に貢献する 「信頼される企業」となることを理念としています。
この理念のもと、さまざまなステークホルダーの皆さま からの信頼に応えるための取り組み事項を定めた「コーポ レートガバナンスに関する基本方針」を制定し、経営基盤の 整備を進めています。
当社は取締役会の監督機能の実効性を高めるため社外取 締役を選任し、取締役の業務執行の監査が独立して行われ るため社外監査役を選任しています。
社外取締役は、取締役会を通じて内部統制の状況などの 報告を受けています。社外監査役は、会計監査人から年度の 監査計画、監査方針、監査内容などについて報告や説明を 受け、情報交換を行うとともに、内部統制部とは、業務の 適正性、効率性、リスク管理の確立状況について、適宜 情報を交換しています。
取締役(社外取締役を除く)の報酬は、株主総会で決定 された報酬限度額の範囲内で定める基本報酬とストックオプ ション報酬で構成されています。
社外取締役、常勤監査役および社外監査役は、固定報酬 のみとなっています。
株主総会は株主さまとの貴重な対話の場です。
当社は、株主さまの株主総会議案の十分な検討期間を 確保するため株主総会招集通知の早期発送に努め、自社 Webサイトで開示しています。株主総会議決権行使はイン ターネットでも行使ができるようにしています。
2016年6月開催の株主総会では、コーポレートガバナンス に関する基本方針に基づき、新たに、株主総会招集通知の 発送前のインターネットでの開示、株主総会招集通知に取締 役候補者選任理由の記載を行いました。
株主総会議事では、ナレーションやモニター画面を使用 して報告を行ってい
ます。会場では当社 商品の展示を行い、 株主の皆さまに当社 をより深くご理解い ただけるよう努めて います。
社外役員の選任
役員報酬
株主総会での取り組み
日本製粉では、「行動規範」「行動指針」の遵守を徹底する コンプライアンス活動を推進しています。
当社グループの事業活動を取り巻くリスクは多種多様で あり、 リスクの中にはひとたび発生すれば、人の身体や生命 に多大な悪影響を与え、当社の経営に多大なダメージを 与える可能性のある「危機」が存在します。
当社グループが事業を継続し安定的に発展していくため には、リスクを未然に防止する対策を十分に講じ、仮に危 機に直面した緊急時には、これに適切に対処して、損害の拡 大を防止し、危機を迅速に収束させることが必要不可欠で あるとの考えから、管理体制の強化に努めています。
「行動規範」「行動指針」に関する重大な違反、人の身体・ 生命に悪影響を及ぼすような事態、または当社グループの 経営に多大なダメージを与える事態が発生する可能性(危 機) が生じた場合は、「危機管理基本規程」に基づき、社長が 最高責任者として、危機管理に応じた部署を事務局とした 体制を敷き対応します。
当社は大規模災害に備えて、全国の事業所への衛星携帯 電話の配備、従業員の安否確認システムを導入しています。 安否確認システムの確実な運用のため、2015年度は全従業 員を対象に2回の訓練を実施しました。
従業員の安全確保については、避難手順書の作成、食糧の 備蓄、災害訓練、緊急地震速報への対応訓練を実施しています。 法令違反や社内不正など、企業倫理や法令に抵触する
行為を防止もしくは早期発見し、是正することを目的として、 当社およびニップン冷食 ㈱、オーマイ㈱の全従業員が相談 もしくは通報することのできる「企業倫理ヘルプライン」を設置 しています。
通報窓口は、社内と社外弁護士の2ヶ所設置しており、 本制度の運用にあたっては、通報者保護の観点から、通報した ことによって不利益を被らないよう、運用規程を定めています。
当社は、「反社会的勢力対応の基本方針」を定めています。 基本方針のもと、反社会的勢力への対応統括部署を定め、 警察などと連携して情報収集に努め、マニュアルを整備 するほか、契約書に暴力団排除条項を設ける取り組みを進め ています。
当社は、「行動規範」「行動指針」に沿い企業倫理の徹底 を図っています。
毎年新入社員に対し、新入社員研修の一環としてCSR研修 を実施し、企業倫理の基本を身に付けるようにしています。 一方で、状況に応じ必要な研修を実施しており、2015年度は、 2016年のマイナンバー制度開始に備え、グループ会社も含め たマイナンバー制度の勉強会を実施しました。また、適正な調達 活動の基本となる下請法の徹底のための勉強会を実施しました。
企業倫理ヘルプライン
反社会的勢力への対応
コンプライアンス研修の実施
リスクマネジメントに関する考え方
緊急時対応
大規模災害への対応
コーポレートガバナンスに関する考え方
コーポレートガバナンスの体制
当社は監査役制度を採用しています。
取締役は当社事業に精通した人材を中心とすることが 最適であると判断しており、監督機能の実効性を高めるため 社外取締役2名を選任しています。
取締役会で重要な業務執行決定と業務執行監督を行い、 執行役員が取締役会の授権のもと業務執行を行うほか、 業務執行に関わる重要事項の協議のため、全取締役と執行 役員による役員会を設置しています。
監査役は 2名が常勤監査役で、社外監査役を2名選任し、 4名で構成する監査役会で決定した監査方針のもと、取締役 の業務執行の監査が独立して行われる体制を整備しています。
●コーポレートガバナンス体制
WEB コーポレートガバナンス報告書
http://www.nippn.co.jp/ir/announcement/governance/
第192回 定時株主 総会
選任・解任
連携 連携
選任・ 解任
選任・ 解任
株主総会
取締役会
(社外取締役2名含む)
業務執行 執行役員
会計監査人 監査役
内 部 統 制 部 社
会 ・ 環 境 委 員 会
各 部 門
監 査 監 査 役員会
(取締役、監査役、 執行役員が協議)
行動規範、行動指針、業務分掌・ 決裁手続規程、企業倫理ヘルプライン
コンプライアンスに関する考え方
本店 消防訓練
「 食 の 安 全・安 心 」を最 重 要 課 題として、
お 客さまにご満 足 いただける商 品をお 届けします。
お客さまとのかかわり
社会と日本製粉
「 食 の 安 全・安 心 」を最 重 要 課 題として、
お 客さまにご満 足 いただける商 品をお 届けします。
お客さまとのかかわり
社会と日本製粉
日本製粉では、すべてのお客さまから信頼されることを 使命とし、「行動規範」の中でも、「すべてのお客さまに安全で 高品質な商品・サービスを提供しつづけます。」を、第一に 掲げています。この規範に則り、「食の安全・安心」の確保に 向け、商品の全プロセスにわたる品質保証体制を構築してい ます。また、外部認証の取得を進めるとともに、お客さまから のご意見などを商品設計から製造、販売にいたる各品質保 証活動に生かせるよう、社内の組織体制を構築しています。
異物混入防止のために、最新設備導入などのハード面、 従業員による点検などのソフト面、これらを確実にするための 教育 ・ 育成面といったあらゆる角度から安全の向上に努めて います。
ハード面では、篩(ふるい)やマグネット、金属検出機を 設置しています。また一部工場にはエックス線異物検出機 や色彩選別機の導入も順次進めています。ソフト面では、 全工程を通じて、商品の安全が確保されるように手順を 定めています。
これらの実施状況については、生産・技術本部による 安全基準の設定と安全査察、ISO 審査機関による審査、 お客さまによるインスペクションなどを通じて確認、不具 合の指摘・改善を実施しています。
2015年度はグループ会社を含む全9 事業場において安 全査察を実施しました。
当社は、一人ひとりのより深い知識・技能の習得のため、 部門別に製造および品質管理全般に対する研修会を実施し ています。
2015年度は、製造に関する研修会(8 回)と、原材料(2 品 種)に関する研修会を実施しました。
お客様センターでは、工場視察による品質管理の知識習 得に加え、(公社)消費者関連専門家会議(ACAP)や(一社) 日本ヒーブ協議会など外部団体の研修に参加するなど、お客 さまの立場に立った応対品質向上の活動を随時行いました。 また、お客さまへの応対、製造における品質向上のために、 営業部門および工場を対象に苦情対応研修を実施しました。
社外仕入品の 管理、調査 品質管理・
生産管理システムの 向上支援、調査
商品の安全と 問題発生時の 原因究明 連携
フードリサーチ センター
安全・安心 ご要望・ご提案
報告 報告
報告 報告
調査報告 調査依頼
各事業部
営業部門/お客様センター
グループ会社各工場/委託先・仕入先工場
食品
業務本部 ヘルスケア事業部 生産・
技術本部
事案関係部署
お客さま
(消費者・小売店) ● 品質保証を担う各組織の役割品質管理体制の維持強化
品質に関する研修
生産・技術本部の担当者は、年間を通じて当社および製造 部門を持つグループ会社に対して安全査察を実施するとともに、 毎年、異物絶滅月間を設定しています(2006年から継続実 施)。2015年度もさらなる異物混入防止対策を推進するため、 異物混入のおそれのある箇所の洗い出し、安全パトロール、 安全査察などを実施しています。
日本製粉は、重要なステークホルダーであるお客さまの ニーズへの確実な対応に基づくCSの向上は企業として永遠 の課題であると認識しており、CSR 活動における重要な目標 の一つとして位置付けています。
お客様センターでは、毎月1 回「CS 検討会」を開催して います。開発・品質・購買・工程管理・工場といった関係部 署が参加し、お客さまからお寄せいただいた貴重な声を社内 にフィードバックし、商品の改善、開発に生かしています。 また、お客さまの貴重なご意見を集約した「カスタマーズ ボイス」を社内掲示板と社内報に掲載し、社内で情報を共有 しています。開発、工場、営業部門などの関係者のモチベー ション向上、CSの重要性の意識付けをしています。
※CS:Customer Satisfaction (お客さま満足)
食の安全・安心に関する考え方と体制
CS
※の向上
お客さまとのコミュニケーション強化
官公庁・消費者関連団体との情報交換
個人情報の適切な保護・管理
商品に関する情報の提供
2015年4月1日から消費者庁が、安全でわかりやすい表示を めざし、食品表示法を施行しました。この法律の主なポイントは、 わかりやすい食物アレルギー表示の導入
加工食品の栄養成分表示の義務化 新たな機能性表示制度の創設 などです。
当社ではお客さまの安全 ・ 安心を第一に、正確で有益な 情報のご提供ができるよう、関係部署が連携して対応して います。
お客様センターでは、毎日さまざまなお問い合わせやご 相談を受け付けています。お客さまに、より身近に感じて いただける窓口をめざし、Web サイトに日々のできごと やニップン情報をお伝えする、お客様センター員による 「スタッフ便り」を公開しています。
また、お客様センターでは全国で年間 600件以上の料理 教室を開催し、CS の向上に取り組んでいます。料理教室 ではセンター員が粉の保存方法や冷凍食品の温度管理の 重要性など毎月テーマを決めてご案内し、食品の正しい使 い方に理解をいただくよう努めています。
当社では、消費者庁などの官公庁、(公社)消費者関連専門 会議(ACAP)や(一社)日本ヒーブ協議会など消費者関連団 体や、日本冷凍食品協会などの業界団体と、消費者行政の 情報収集や、当社のCSを高める施策策定のために、年間 50件を超える勉強会、会合などを通じて意見 ・ 情報交換を 計画的に実施しています。
当社では、個人情報の重要性を認識し、個人情報を保護し 適切に管理するため、個人情報保護方針を定めて遵守して います。収集した個人情報は、主にアンケートや各種イベ ントにご協力 ・ ご参加いただいたお客さまへのご連絡や有用 なお知らせをお届けするために限り使用しています。また、 あらかじめ定められた場合を除き、個人情報の第三者への 開示または提供を控えています。個人情報は各部署で厳重 に管理のうえ、お客さまからの個人情報の開示 ・ 訂正 ・ 削 除の申請への対応を定期的に訓練しています。
カスタマーズ ボイス
WEBお客様センター
http://www.nippn.co.jp/customer/
パン教室
スタッフ 便り
●
1●
2ビジネスパートナーとして公正で公平な関係を保ち、
信頼関係の構築に努めています。
お取引先さまとともに
社会と日本製粉
お客さまとのかかわり
社会と日本製粉
∼お客様センターの取り組み∼
お客様センターでは、当社の商品やサービスに関するお客 さまからのあらゆるお問い合わせ・ご相談・ご指摘を受け付 けています。特に健康志向の高まりを背景にしたマスコミに よる商品情報の発信や、「食の安全・安心」への疑問や不安を 解消したいお気持ちのお客さまの増加もあり、お客様センター へのお問い合わせ件数は対前年比で大幅に増加しています。
2015年度のお客様センター総受付件数は 21,400件で、 前年と比較して 45%増加しました。内容別にはお問い合 わせ・ご相談 93%、ご指摘7%でした。中でも当社商品で その機能性が評価されて注目度の上がっているアマニ関 係が 全体の52%を占めています。
お客さまからのお問い合わせ・ご相談・ご指摘に対しては、 迅速かつ真摯に対応することを心がけています。そのため、 お客様センターでは対応する従業員のレベル向上のために、 定期的に社外研修に派遣するとともに、外部専門機関の 第三者評価を受けています。
近年「食の安全・安心」に対する関心が高くなっています。食の安全は科学的な評価によってもたらされるものであり、食の 安心は情報の公開・提供、危機管理の方策などによってもたらされるものです。日本製粉のお客様センターでは、官公 庁・消費者団体・業界団体などと緊密に連携して「食の安全・安心」に関わる問題の情報収集・社内教育・対外的情 報発信に持続的かつ計画的に取り組んでいます。
商品でフリーコールをご案内する以外に、Webサイトで フリーコール、Eメールをご案内。ほかにお手紙でのお申し出、 お取引先さまから営業部門経由でのお申し出があります。
当日中にデータベースへ入力、緊急と判断したご指摘は直ちに 該当部門へ連絡、調査後、お客さまへ報告します。
お問い合わせの内容
お客さまからの声への対応
お客様センターには毎日さまざまなお問い合わせが寄せられています。 年々「食の安全・安心」に対するお客さまの考え方や基準は厳し くなっており、お問い合わせも増加していますが、それだけ多くの お客さまが食品に対して関心を持っているということを日々の対応を 通じて実感しています。お客さま一人ひとりがご自身で商品につい て不明な点を確認し、信頼できるものを選ぶという時代であり、 お客様センターの役割も非常に大きくなっていると感じています。 お客様センターでは、お客さまに「信頼できる会社」「安心できる 商品」だと感じていただけるように、お客さまの質問にただ回答する だけでなく、お客さまの真意を読み不安な点を解消できるよう心が けて対応しています。より多くのお客さまが安心して当社商品を 選び、満足していただければ幸いです。
広報部お客様センター
お客さまへの
対応について
青山 あいり
Voice
賞味期限・ 保存方法
6%
お問い合わせ・ご相談 93%
ご指摘 7%
販売店 25%
調理方法・ 使用方法
16% 原材料・ 原産国
15% 商品 特徴 10%
安全性 7%
その他 21%
日本製粉グループでは、仕入者、購入者としての地位を 利用して不当な要求をすることや、代金の支払いを理由なく 遅延することは、独占禁止法や下請法に抵触することを認 識し、仕入先との取引を行う場合には、誠実かつ適切な 交渉、公平な判断を行うことを全従業員に徹底しています。
お取引先さまを対象に行っていた環境保全活動に関する 環境アンケートに、社会性に関わる質問事項を加えて、 2013 年度分からは CSR アンケートとしています。
回答いただいたお取引先さまには、当社のグリーン調達を 含む企業の社会的責任における行動規範について書面で 通知しています。回答内容も参考にしながら、当社および サプライチェーン全体でのCSR活動の推進、環境負荷低減を 図っています。
外部に製造委託した商品や仕入商品については、事前に 品質保証部が委託先を検査し、品質管理レベルが当社の 基準に適合することを確認しています。
製造委託後も、当社とともに品質管理および品質保証の レベルの向上を図るために、委託先を訪問し、改善の必要な 場合は指導を行っています。
昨今、食品に関わる異物混入問題が大きく取り上げられ ています。当社の取引先である二次加工メーカーからの衛 生管理に関する要求レベルは年々高まっており、商品包装の 汚れや商品への異物混入は絶対にあってはならないことです。 運送会社には、車両外観・運転席・荷台の清掃徹底といっ た基本活動にとどまらず、運転手を対象とした食品の取扱 いに関する教育、タンクローリーの安全衛生管理、マニュ アル遵守・徹底、運転手のマナー向上および安全運転への 啓蒙などを要請し、得意先に関する情報共有を図りながら、 物流品質の向上につなげています。
当社グループは 2007年12月、購買業務の手順明確化と公 正な取引を徹底するため、「購買基本方針」を策定し、 当社 Web サイト上で公開しました。
また、環境負荷の少ない商品を優先して購入するため、 以下 の点に留意してグリーン調達を推進しています。
環境関連の法律・条例に適合していること
省エネ・省資源化が図られていること
製造・廃棄時の環境負荷が低いこと
WEB 購買基本方針
http://www.nippn.co.jp/csr/buying/
●質問に対する回答企業数 CSR関連
38 38 38 38 38 38
企 業 倫 理 や 行 動 規 範 を 設 定
ワ ー ク ラ イ フ バ ラ ン ス の 促 進 の た め の 方 策 を 実 施
消 費 者 に 正 確 か つ 適 正 な 企 業 ・ 商 品 情 報 を 継 続 的 に 提 供
社 会 と の 共 生 を め ざ し 、 社 会 へ の 支 援 活 動 を 実 施
反 社 会 的 勢 力 へ の 不 適 切 な 利 益 供 与 に あ た る 行 為 が な い よ う 方 策 を 実 施
適 正 な 購 買 活 動 を 推 進 す る た め 、 仕 入 先 や 委 託 先 を 評 価 40
30
20
10
0 (単位:社)
はい いいえ 検討中
32 32 27 31 31 34
6 6 11 6 1 6 1 3 1
●質問に対する回答企業数
環 境 方 針 を 設 定 し 、 環 境 管 理 の 仕 組 み を 構 築
2 0 2 0
年 度 以 降 の C O2 削 減 目 標 を 設 定
再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー を 利 用
生 物 多 様 性 に 対 す る 活 動
廃 棄 物 に 関 す る 削 減 目 標 を 設 定
環 境 配 慮 に 関 す る 従 業 員 教 育 を 実 施 環境関連
38 38 38 38 38 38
40
30
20
10
0 (単位:社)
はい いいえ 検討中
30 21 16 17 14 20 25 31 6 21 12 1 7 3 1 2 1
公正な取引のための取り組み
CSRアンケート
仕入先・委託先の評価・選定
物流品質向上への取り組み
責任ある購買活動の推進
●
1●
2●
3お客様センターへのお問い合わせ
従 業 員 一 人 ひとりが 、いきいきと働ける
労 働 環 境 づくりに 努 めています。
従業員とともに
社会と日本製粉
「開かれた」 「わかりやすい」「組織的な」IR活動で株主価値を
高め、安定的かつ持続的な利益配分を実施しています。
株主・投資家さまとともに
社会と日本製粉
労使間の課題とその解決策検討の機関
60
40
20
0
2011 2012 2013 2014 2015 (年度) (単位:名)
新卒男性 新卒女性 中途男性 中途女性
47 12 63
3 1
47
12 3 5
27
45 3
28 13
1
53
35 16 38
29 9
●採用人数の推移
2
●雇用形態および性別の内訳
合計
1,253名 合計
男性 904名 従業員
1,118名
女性 349名
契約 従業員
135名
1,253名
●女性管理職数の推移
年 度
人 数
2011
13 16 18 22 23
2012 2013 2014 2015
(単位:名)
●再雇用者人数推移
年 度
人 数
2011
14 12 15 13 12
2012 2013 2014 2015
(単位:名)
2015 年10月と2016 年2月 に東京と大阪で 合計4回の料理教室を、 2016 年 2 月 に 東 京 で 合計 2 回の「パンの花」 レッスンを実施しました。
株主の皆さまのご支援に応え、商品を通じて当社をご理 解いただくために、2015年3月31日現在の株主名簿に記 載された 1,000 株(1 単元)以上の株式を保有する株主さま に対し、一律 3,000円相当の当社商品を6月初旬に、9 月 30日現在で1年超継続保有していただいた 1,000 株以上 の株式を保有する株主さまに一律 1,500 円相当の当社商 品を12月初旬にお届けしました。
2016 年10月1日の単元株式数 変更および株式併合に伴い、それ ぞれ1,000株以上を500 株以上 に変更し、優待制度を継続します。
「株主優待に何が入っていると嬉しいですか(複数回答可)」 という質問では、“新商品”というご回答がもっとも多い結果 となりました。この結果
を踏まえ、新設した9 月 期 優 待では、2015年 秋 冬の新商品を中心に商品を 選定し、お届けしました。
とのご意見がもっとも多かった ことから、優待のご案内や事業 報告では、できるだけ多くのレシピ をご紹介しています。
“レシピをもっと沢山 取り上げてほしい!”
株主の皆さまとの双方向コミュニケーション活動として、 料理教室や「パンの花」レッスン、株主さまアンケートを実施 しています。 当社は今後も株主さま向けのイベン
トやアンケートを実施していきます。
日本製粉は、財務状況や経営戦略などに関する正確な情 報を、株主・投資家・証券アナリスト・格付機関などさま ざまな皆さま(以下、資本市場)に、諸法令や適時開示規則 などに従って公平かつ迅速に提供することで長期的な信頼 関係を構築して株主価値の最大化を図ります。
当社は資本市場との長期的な信頼関係を構築し、株主価 値の向上を図るために、IR 活動の 3 つの指針を定めていま す。また、当社に関する資本市場の評価を経営マネジメン トに還元することを通じて、株主価値の向上に資するIR 活 動を実践していきます。
2015 年 3月期の株主優待では、商品と一緒にアンケート ハガキをお送りしました。また料理教室などの株主さま向け イベントでもアンケートを実施しています。頂戴した貴重な ご意見は、優待商品の選定や、事業報告の制作など活動の 改善に生かしています。
株主さまアンケート
2015年 3月期の株主優待で実施したアンケートでは、 3,400名を超える株主さまからご回答をいただきました。
料理教室などの株主さま向けイベントで実施したアンケート では、事業報告で取り上げてほしい内容や、当社に対 するご意見などをうかがいました。
IR活動の指針
開かれたIR活動 わかりやすいIR活動 組織的なIR活動
1 2 3
株主優待制度
株主さま向けの活動企画と実行
適時・適切な情報開示
IR活動の基本方針
●これからも安全・安心な商品開発をお願いしたい。
●災害食品などの支援も企業として積極的に行ってほしい。
●これからは健康目的の高齢者が増加する。 その分野にも力を入れてほしい。
∼株主さまのご意見は、担当部署に報告しています∼
日本製粉では、従業員の人格・個性を尊重するとともに、 一人ひとりが能力を十分に発揮できる労働環境を提供する ために、企業風土の醸成、各種制度の整備に努めています。
当社では、労働組合に対して当社の現状についての情報を 積極的に発信しています。また、これまでの慣習による制度 運用ではなく、法令および社会的状況に即した諸制度を 制定できるよう、定期的な対話の機会を設けています。 労使間の課題を解決する機関として「経営協議会」「運営 協議会」「就業効率向上委員会」を設置しています。「経営協 議会」は経営方針や経営状況について組合協議員と意見交 換を行います。また、「運営協議会」「就業効率向上委員会」 は事業場ごとに設置され、労働条件に直結する事項の協議や 就業効率の改善に向けた取り組みを行っています。
すべてのお客さまから信頼される企業として、力強く成長 し続けるためには、社会の変化に対する適応力を持った多様 な人材を確保する必要があります。当社では、人物重視の選 考プロセスにより、このような人材を雇用しています。 多様な人材が目標達成に向かい個の力を最大限に発揮するこ とで、組織としての力が大きく向上することを期待しています。
育児休業・育児勤務制度の一例
●育児休業制度
産前産後の特別休暇を有給で取得できるほか、育児休業 の一部も有給で取得できます。
●育児勤務制度
育児勤務制度は子どもが小学校 3 年の学年末まで利用 することができます。5時間、6時間、7時間から勤務 時間を選べるほか、時間外、休日勤務の免除があります。
●その他
小学校就学前の子の看護休暇は、子ども1人につき5日、 2人以上の場合は10日を有給で取得できます。
人材雇用
労使・労働組合
●従業員に占める労働組合員数(出向者含む) (2016年3月末現在)
合計
1,118名 組合員数741名(66.3%) 非組合員数
377名(33.7%)
人権の尊重と働きやすい職場づくりに
小麦などの自然資源を扱う企業として、人と環境の調和をめざし、
地球環境の保全に積極的に取り組みます。
環境方針/環境目標と行動目標
地球環境と日本製粉
従 業 員 一 人 ひとりが 、いきいきと働ける
労 働 環 境 づくりに 努 めています。
従業員とともに
社会と日本製粉
日本製粉では、新入社員から係長格までの従業員に対し、 育成を目的とした「職能資格制度」を導入しており、人事 考課もその制度に則り運用しています。職能資格制度では、 上司との面談を通して目標の確認と達成度の検証を行い、 育成と処遇を同時に実現しています。 また、管理職は目標 管理制度の下、目標に対しての役割、行動や評価に基づい た考課を行い、貢献度に応じた処遇を行っています。
企業を取り巻く環境変化は激しさを増しています。この変 化に対応し継続的に発展するためには、個の力を高めて組 織強化につながる人材育成が不可欠だと考えています。 当社の人材育成の基本方針は、職場における教育(OJT) を 中心に、研修( OFF-JT )や自己啓発で補完するというもの です。 従業員の自主・自立を尊重しながら、さまざまな教育・ 研修を実施しています。
長期にわたる階層別研修に加え、労務研修やスキルアップ 研修、 ビジネススクール派遣などを用意してキャリア形成を 支援しています。
その他、専門分野別教育は各部門が担っており、各種 研修会や国内外留学も実施しています。
教育・研修に関する考え方
研修体系
階層別研修
● 新入社員研修
入社後の集合研修では、社会人としての意識改革と事業 内容について学びます。その後、工場や研究所などでの 現場研修を行い配属となります。入社 2 年目にはフォロー アップ研修を実施しています。
● 中堅社員研修
より高度な業務処理手法・考え方を身に付けるための問 題解決型の研修を実施しています。
● 副係長格研修
副係長格昇格者を対象に、若手リーダーとしてチームを 取りまとめるための意識改革や課題解決スキルを習得す る研修を実施しています。
労務研修
● OJTリーダー研修
新入社員の育成を担う若手社員を対象に、育成スキルの ポイントやマインドを修得するためOJTリーダー研修 を実施しています。
● 部下育成研修
部下を育成するための理論や実際の面接練習を実施して います。
スキルアップ研修
● マーケティング研修
会社を取り巻く環境が激しく変化する近年、さらなる 成長のためにマーケティングスキルを磨くことが重要だ と考えています。
階層別研修 労務研修 スキルアップ研修 外部派遣通信教育 他部門
新任GM層研修
中堅社員研修
フォローアップ研修
新入社員研修
内定者研修 新任M層研修
新任M層 フォローアップ教育
(通信教育)
異 業 種 交 流 研 修 ア サ
I
シ ョ ン 研 修 会 社 の 数 字 研 修 新
任 役 職 者 研 修
部 下 育 成 研 修 O J T リ
I
ダ
I
研 修
通 信 教 育 三 井 業 際 研 研 修 派 遣 ビ ジ ネ ス ス ク ー ル 派 遣
専 門 分 野 別 研 修 国 内 外 留 学 外 部 研 修 派 遣
キ ャ リ ア 形 成
係長格研修
副係長格研修
新 任 考 課 者 研 修
タ イ ム マ ネ ジ メ ン ト 研 修
戦 略 ・ マ ー ケ テ ィ ン グ 研 修
フ ァ イ ナ ン ス 研 修
2015年度環境行動目標
グループ全社(当社および国内外連結子会社)に おけるCO2排出量※を前年度より減とする
グループ全社(当社および国内外 連結子会社)におけるCO2排出量を 2020年度に2005年度比3%削減
グループ全社(当社および国内連結 子会社)における廃棄物等再資源化率を 2015年度に99%以上とする
102.5%
98.7% (98.3%) グループ全社(当社および国内連結子会社)の
廃棄物等再資源化率を99%以上とする
地球温暖化 防止 廃棄物等 再資源化率 向上
環境目標 2015年度
実績 評価
日本製粉グループが展開している製粉・食品事業は、製造業の中では比較的環境負荷が少ない業種です。しかし、事業活動に よる「エネルギー使用量」と「廃棄物等排出量」は対処すべき課題と考え、2009年度から連結対象のグループ会社まで環境目標の 設定範囲を広げています。
CO2 排出量削減目標は、2014年度から2020年度目標を設定して取り組んでいます。廃棄物等再資源化率目標は 2015年度が
最終年度のため、新規目標を策定しました。
省エネ法や食品リサイクル法の改正などにより環境負荷低減対策はますます重要になっていきます。目標達成に向け、当社 グループは一丸となり、今後の課題設定や取り組み強化に努めていきます。
実績の( )は 2014年度実績
●環境行動目標と実績および環境目標
※ CO2 排出量は、基準年度である2005 年度の各エネルギー換算係数により算出しています。電力の CO2 換算係数は発電端から受電端に置き換えて再計算しています。
評価基準: …目標達成率 100%以上 …目標達成率 100%未満∼ 80%以上 …目標達成率 80%未満
WEB 環境関連情報
http://www.nippn.co.jp/csr/report/ WEB 環境方針
http://www.nippn.co.jp/csr/environment/
公正な評価と処遇
研修内容の紹介研修風景
環境目標と行動目標
日本製粉株式会社は、主たる業務 の製粉業、食品製造販売業など企業 活動を行う際、環境に負荷を与えて いる事実を深く認識し、地球環境の 保全、健康的な生活環境づくりに向 けた行動をとり、人と環境の調和を めざした企業経営を行います。
環境方針
(2004 年1月改訂)環境負荷のますますの増大が懸念 される私たち地球の未来にとって、 環境問題が緊急重要課題のひとつで あると位置付け、日本製粉グループ のすべての企業活動において環境の 保全に積極的かつ継続的に取り組み 行動します。
基本方針
行動指針
事業活動における地球環境への影響を正しく認識し、環境負荷を低減するために、日本製粉は「環境方針」を制定し、環境保全 活動を推進しています。